山塊

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山塊(奥多摩偏)⑦

その眼前にある非日常的な状景はとてもリアリティに満ち溢れ、凄いところに入り込んでしまったという感慨に私は浸っていた。
山塊

山塊(奥多摩偏)⑥

山塊(奥多摩偏)第六話。いよいよ大ダワ林道から長沢谷に突入した私はその生々しい野生の山に感動を覚えた。
山塊

山塊(奥多摩偏)⑤

【暗示】 朝9時過ぎ、東日原バス停下車、奥多摩地域は本日も快晴。川苔橋バス停までは複数の登山者で賑わっていたが、それ以降は運転手さん、車掌さん(この地域は山間部の為、車掌さんが運転席左側に立って前方からの対向車に注意を払い運転手さんへ指示を...
山塊

山塊(奥多摩偏)④

【動機】 なぜ私は片道6時間強もかけて奥多摩の山奥に籠るのか… 何となくではあるが思い当たるふしがある。それは昨年7月、武蔵五日市駅を出発し、日の出山へ登った時のことである。道中、金比羅山のピークを経由し、引き返して本筋へ戻るところ、私は間...
山塊

山塊(奥多摩偏)③

【昂り】 尾根の反対側へ出ると視界が開け、眼前は切り落ちた急傾斜面となった。一瞬「?」と感じたが、直ぐに状況を理解した。崩壊部である。地図を見ながら何となく、ここは避けて手前か奥の等高線の緩い尾根を下降しようかな、なんて思っていたのに、ドン...
山塊

山塊(奥多摩偏)②

【野生の山】 12月の東京地方は殆ど雨が降らなかった気がする。年末年始も同様で、3日の未明に少し降雨があったようだが、4日(土)は晴天に恵まれた。ただし気温は日に日に寒くなっており、同じく奥多摩地方も12月に訪れた時より寒かった。なんだかん...
山塊

山塊(奥多摩偏)①

【逡巡】 昨年末に引き続き、奥多摩の山塊調査へ出かけた。今回は尾根から懸垂下降をして隣の沢へ降り立つ事を想定し、クライミング道具(ハーネス、ロープ、下降機、カラビナやスリングなど)をザックに。また、もう一つ重要な道具としてチェーンスパイクも...