富田新道登山口

山塊

山塊(奥多摩偏)⑨

富田新道登山道入り口から唐松橋へ進み、初夏の長沢谷に降り立った。ほぼ初めてと言っていい沢登り、渓流遡行を前に期待と不安で胸が高鳴った。あの沢の先は未開の地(自分史上)であり、その地に足を踏み入れた時、私の思考はどのように働くのか...
山塊

山塊(奥多摩偏)⑧

昨年末より歩いている奥多摩の山行。いよいよ寒い冬が過ぎ、約三か月ぶりに春の装いを纏った山塊に戻ってきた。あの静かな山塊が何やら賑やかに...春の訪れは生きるもの全てをワクワクさせるのであろう。
山塊

山塊(奥多摩偏)③

【昂り】 尾根の反対側へ出ると視界が開け、眼前は切り落ちた急傾斜面となった。一瞬「?」と感じたが、直ぐに状況を理解した。崩壊部である。地図を見ながら何となく、ここは避けて手前か奥の等高線の緩い尾根を下降しようかな、なんて思っていたのに、ドン...
山塊

山塊(奥多摩偏)②

【野生の山】 12月の東京地方は殆ど雨が降らなかった気がする。年末年始も同様で、3日の未明に少し降雨があったようだが、4日(土)は晴天に恵まれた。ただし気温は日に日に寒くなっており、同じく奥多摩地方も12月に訪れた時より寒かった。なんだかん...
山塊

山塊(奥多摩偏)①

【逡巡】 昨年末に引き続き、奥多摩の山塊調査へ出かけた。今回は尾根から懸垂下降をして隣の沢へ降り立つ事を想定し、クライミング道具(ハーネス、ロープ、下降機、カラビナやスリングなど)をザックに。また、もう一つ重要な道具としてチェーンスパイクも...